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古文・漢文
寺師貴憲先生
とにかく正攻法。でもときにテクニカル。そして高尚にして軽快。みんなを「わかった」に導く。歴史的な背景を基に明解な具体例を駆使した緩急自在の講義を聴けば、きっと漢文が身近になる。そして漢文に感動する!「どうせ取るなら満点、合格するなら首席」を合い言葉に、圧倒的な読解力を養成し、キミのポテンシャルをフルに引き出す。
句法、副詞、漢文基本単語など、どんなに直前でも基礎の確認をして、必要な知識を頭に入れましょう。例えば、副詞「苟」なら、読みの「いやしくも」と同時に、訳の「もし」「いいかげんに」も覚えておきます。正確・迅速に問題を解くには基礎は必要不可欠。基礎がグラついているなら、固めるしかありません。それに、ここで固めた基礎は私大・国立二次の対策に直結します。
次に問題演習。共通テストの過去問、模試、共通テスト実戦問題集を利用します。目的は、①本番の形式に慣れる②出題の傾向を掴む③時間配分を体得する、の3つです。複数の資料や会話文問題は共通テストならではの傾向です。センター試験の過去問ではカバーできないので気をつけましょう。
なお、①・②対策には、 僕が担当した「大学入学 共通テスト対策 漢文」や 参考書の活用もおススメ です。
漢文の基礎は、句法・副詞・重要単語などの知識です。基礎固めには、「漢文入門」「基礎から漢文」などの講座、拙著『漢文をはじめからていねいに』(東進ブックス)などの参考書を利用します。順番は、①講座や参考書で句法を学ぶ→②句法のドリルを仕上げて身につける、です。
参考書は、書店で実際 に手に取り、網羅性が高 いか、読みやすいか、練習 問題が自分のレベルに 合っているかなど、自分 の目で確かめてから「自 分の一冊」を選びましょ う。「YouTube で紹介して いたから」程度で選ぶと、 使い始めてから自分に合 わないことに気づき、そ のまま放置し、新しく買 う気にもならず、いつま でも漢文を放置すること になりかねません。ドリ ルは、句法だけを扱った 薄くて安いものを。こち らも書店で実際に手にし て「自分の一冊」を選びま しょう。とにかく自分に 合うかどうかが大事です。