新年度特別招待講習 新年度特別招待講習

地理 山岡信幸先生の学習アドバイス

地理

山岡信幸先生

山岡信幸先生

「趣味は幾何学の問題を解くこと」ということからもわかるように、その論理立てられた緻密な授業には定評がある。丁寧な板書とわかりやすい図解に、地理が苦手な生徒も思わず引き込まれてしまう。とにかく地理を暗記科目だと思っている君は、ぜひ先生の授業を受講してみてもらいたい。

受験生 のキミへの学習アドバイス

 新課程で実施される初めての共通テストですが、本質は過去の出題と変わりません。次の三点を肝に銘じて!


 ①地理的思考力を確かめる問題が中心。すると、受験生にその場で考えさせるための道具立てが多くなります。会話文、グラフ、表、写真、それらの注釈も含めたすべての要素を使い切るつもりで取り組みましょう。特に「地域調査」の大問にこのタイプの出題が多く、手間がかかるので時間配分に注意です。


 ②「知らないから解けない」という問題はありません。初見の資料や未習の用語があっても、基本的な理解や読解力によって「解けるように作られている」ものです。


 ③地名などの知識は必要ですが、知識そのものではなく使い方が大切です。ある国名X を白地図で覚えるだけではなく、「Xは発展途上地域にある→途上国では出生率が高い」などと関連づけてはじめて役に立ちます。


 地理は直前に伸びます。最後の1秒まで諦めなかった者にだけ、勝利の女神は微笑みます。


新高3・2生 のキミへの学習アドバイス

 地理の講座では、系統地理で経(たていと)を、地誌で緯(よこいと)を織り上げます。同じことを二回ずつやるのだから、忘れるのを恐れずに進めましょう。ただし、地理は「興味の有無」で差がつきます。テレビや新聞、ネットの国際ニュースのチェックを習慣化しましょう。いろんな地理用語や地名で検索してみてください。単元では自然地理、特に気候環境が大切。気候は、産業、風土、生活文化の基本であり、「理解すれば覚えやすい」という地理の極意を体感しやすい分野だからです。


 地理はスキマ時間を使いやすい科目です。例えば「最低限覚えたい古期造山帯の山脈名」は10個程度。電車の3~4駅分もあれば大丈夫。息抜きで何もしない時間とするのか、それとも知識を蓄えるのか、よく考えてスキマ時間を有効に使ってください。

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