ENGLISH
英語
西田昌史先生
丁寧かつ情熱あふれるトークで、もやもやしていた不確かな知識を確かな英語力に磨き上げる解説が信条。難しい文法も簡単に、みんなの「?」を「!」に変える、あっという間の授業時間。西田マジックで英語の見方を180°転換させよう。受験勉強のみならず、目標の大学に合格したあとも、きっと君の英語力を支えてくれる。
共通テストは解きましたか? 今年のリーディングは多様な話者が出たり、「事実」と「意見」を区別する問題の数が減少したり多少の変化はありましたが、前年度と比較して大きく変わったところはありません。二年分の内容を見る限り、学校の教科書レベルがわかっていれば得点できる試験であることは間違いないでしょう。真面目に勉強をした高校生にチャンスがあるということは、大学受験の戦国時代が到来したといっても過言ではありません。
中学受験組でも高校受験組でも、公立でも私立でも、田舎でも都会でも、きちんと勉強したら高得点が取れます。別の言い方をすれば、英語をサボっていれば、短期間の詰め込みだけで高得点を取るのが難しい残酷なテストでもあります。
共通テストは「設問の要求を確認」して、「解答の根拠を探す」、そして「その根拠を言いかえた選択肢を選ぶ」という問題がほとんどです。今すぐ時間無制限で共通テストを解き直してください。「解答の根拠が見つからない」「解答の根拠を言いかえた選択肢が選べない」という場合、基礎的な単語力や文法力、文の構造を見抜く能力がまだまだ不足しています。そこを重点的に仕上げれば共通テストのリーディングで60%を切ることがなくなります。その勉強を深めていくと難関大合格への英語力が身につきます。60%以上取るためには「解くための戦略」や「時間との戦い」が重要になるので「共通テスト本番レベル模試」を受け、その後に解説授業で対策してください。
英語が苦手な人は基礎からやり直してください。本屋で参考書に目を通したときに内容を70%理解していたらその参考書を買いますか? おそらく買わないでしょう。でも、ほとんど内容がわからないものを完璧に理解するよりも、70%の内容がわかっているものを使って残りの30%を完璧にする方が圧倒的に楽です。英語が苦手な人は70%くらいわかってしまえばその分野は大丈夫と思いがちですが、英語が得点源になる人は70%の理解がスタート地点でそこから残りの30%を埋めて完璧にしていきます。苦手な人のゴールはできる人のスタートなんです。
また、完璧にするというのは、量だけの話ではありません。共通テストで求められているのは、難解な英文を構造を押さえながら読む力ではなく、平易な英文をすらすら読む力です。ですから、基本的な単語、文法、文構造を押さえる練習も非常に重要ですが、「単語を見たらすぐに音と意味が浮かぶレベルにまで完璧にする」「文法も四択で解答が選べるだけでなく、英文自体を音読して使えるようにする」「長文は文構造を意識しなくても前から意味が取れるように何度も音読する」などが重要になってきます(音読はリスニング対策にもなります)。
基礎から難関大を目指している人はまずは基本レベルでこれができれば、あとは難しい長文で同じことをするだけで難関大の英語でも得点源になります。そのあたりは早慶上理・難関国公立大模試、全国有名国公私大模試の解説授業で私が詳しく説明しています。