SOCIAL
世界史
清水裕子先生
ダイナミックな視点から歴史に切り込む解説で、世界史を本質から徹底理解できる。さらに、「出題する側」からの視点も織り込み、内容のすべてが入試問題を解く力に直結するよう計算しつくされた講義で、君を合格へと近づける。本質が理解できる→成績が上がる→合格に結びつく、そんなおもしろさを体感しよう。
受験勉強の総仕上げの時期です。限られた時間の中でするべきことは、無計画に新規の問題に手を出す非効率な学習ではなく、1点1点取りこぼしなく確実に得点するための学習です。覚えられない用語、問題集・過去問で間違えた問題、添削答案で赤入れが入った箇所、これらはあなたの苦手部分です。克服したつもりでも、実は定着していないことも多いので、この時期にもう一度確認しておきましょう。
試験当日はとにかく平常心を保つことが第一。緊張して頭が真っ白になっては、せっかくの実力も十分に発揮できません。また、解ける問題を残して試験時間が終了してしまわないように、試験が始まったらまず問題全体を見渡して大まかな時間配分を決めておくことも忘れずに。
諦めないかぎり実力は試験当日まで伸びます。模試などより本番が一番得点できたというのもよくあることです。最後の最後まで粘りに粘れ!
春休みを含む前後1~2カ月は、学校の課題や行事も比較的少なく一年のうちで最も気の抜けやすい時期です。大学受験を意識しているなら、この時間をいかに有意義に過ごすかで大きく差がつくことは明らかでしょう。特に新高3生は、来年の共通テストまで1年を切っていることを自覚しなければなりません。
新学年を迎えるにあたっては、既習の範囲で理解できていない部分を持ち越さないことが重要です。新学年の学習は、当然、既習分野の理解を前提に進むので、不明な部分を残したままではついていけません。
世界史を理解するポイントは、出来事がいつ(時代)・どこで(場所)起こったのかを意識しながら学ぶことです。さらにその出来事の内容だけでなく、背景や結果・歴史的意義なども説明できれば完璧です。この時期は、こうした本質的理解を深めて受験勉強につながる大枠を固めていきましょう。