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英語 西田昌史先生の学習アドバイス

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英語

西田昌史先生

西田昌史先生

丁寧かつ情熱あふれるトークで、もやもやしていた不確かな知識を確かな英語力に磨き上げる解説が信条。難しい文法も簡単に、みんなの「?」を「!」に変える、あっという間の授業時間。西田マジックで英語の見方を180°転換させよう。受験勉強のみならず、目標の大学に合格したあとも、きっと君の英語力を支えてくれる。

高2・1生 のキミへの学習アドバイス

今年の共通テスト西田先生はどう見た?

 今年のリーディングは前年度と大きく変わらず「学校の教科書レベルがわかっていれば英文の内容が理解できる」問題でした。ただし、英文の内容が理解できても設問が解けないというのが今回の共通テストの英語の特徴です。

 過去問では時間が余ったが本番ではぎりぎりだったという感想を持った受験生が多かったはずです。これを聞くと「速読が大事」と安易に考えてしまいますが、高得点者は速読のみで得点に結びつけられているわけではないですし、また共通テストは「英文全体の意味を軽視して該当部分だけを読む」と高得点は取れません。対策はただ一つ「地道に英語力を上げる」ということです。

現時点の実力を知る

 まずは共通テストを時間無制限で解いてみましょう。リーディングが60点を超えない人は「英文の内容がわかっている気になっているだけ」です。設問の該当箇所に知らない単語がほとんどないのに失点するというのであれば「和訳ができない」「英文の構造がわからない」などの英語力や「英文を日本語に置き換えただけで意味がわかってない」という国語力が原因です。もちろん「選択肢の英文の意味がわかっていない」可能性もあります。共通テストを解いて課題を明らかにしてから、その課題を克服していくための勉強に取り組んでください。課題が克服できたら、あとは出題形式に慣れることで80点以上は取れるようになります。

 定期的に東進の「共通テスト本番レベル模試」を受験して、解説授業までしっかり受講してミスの原因を分析し、最適な解答パターンを模索していきましょう。