地学 青木秀紀先生の学習アドバイス
SCIENCE
地学
青木秀紀先生
地球や宇宙のこと、すべて知りたいと思わないかい?大学に入ってから学べばいい?もったいないなあ。数ある教科・科目の中で、最も“up-to-date”な分野が地学。保証するよ。ワクワクしながら探求していくうちに、キミは地学の虜になり、そして合格という大きな通過点に到達するんだ。一緒に頑張ろう!
高3生 のキミへの学習アドバイス
積み重ね学習の基礎を固めよう
受験学年になり、地学の勉強を本格的に始める人も多いでしょう。勉強する際には、手元に教科書と図表を置いて、どのような自然現象があるのか知りましょう。そして、理解を深めていくのです。
模試を受験する際に気をつけたいのは、点数ばかりを気にしないこと。問題を解くことは今まで習った分野の確認に過ぎないので、「どこが弱いのか」を知るきっかけとしてください。大体理解できている分野については、時間配分をチェックすることも重要です。
勉強は下から上へと積み上げるものです。例えば、地学基礎や中学理科で不足している分野がないか、今のうちに確認をしておきましょう。
受験生が苦手な分野に「地球の歴史」と「気候」があります。地球の歴史は、古い方から新しい方へ、古生物の名前とその古生物がいた時代の地球環境をセットにして覚えることがおススメです。
高2・1生 のキミへの学習アドバイス
地学の勉強は、今から焦って始める必要はありません。まずは数学を中心とした論理体系や計算力を身につけましょう。高校地学では、中学受験や高校受験の地学分野に比べて、体系的に、つまり、分野ごとに「理屈」・「理論」を学ぶことになります。
計算はほかの科目に比べると平易かもしれません。天文のように計算が出てくる分野もありますが、全体的には「一つの分野に貫かれている自然界の法則・秩序」を理解していく科目です。
楽しみながら勉強しよう
地学に限らず、模試を受けて、「中学校でも多少はやったなあ」という分野の点がきっちり取れましたか。取れていないと危険信号。できなかったところを集中的に復習しましょう。
そして、地学各分野に触れていきましょう。理想的には、実際に観察・観測することができれば最高です。サイエンスに関する読み物はネット上にたくさんあります。勉強をはかどらせる良い材料となります。楽しみながら勉強していきましょう。