「総合型選抜」「学校推薦型選抜」

合格のチャンス倍増!?年々増える募集人員

 大学入試改革によって、「総合型選抜」「学校推薦型選抜」を実施する大学・学部は年々増加しています。2024年度入試では、国公立大学・私立大学ともに総合型選抜・学校推薦型選抜の募集人員が過去最高になりました。
グラフ
また2023年度入試では、全国公立大学の一般選抜の志願倍率が4.3倍に対し、総合型選抜・学校推薦型選抜は2.5倍でした。総合型選抜・学校推薦型選抜は一般選抜と比べてライバルが少ない入試形式でもあります。※2024年度の情報は未発表

 一般入試に加えてこうした入試方式も視野に入れることで、志望校合格のチャンスは格段に広がります。
一般選抜・総合型選抜・学校推薦型選抜の割合

文部科学省 令和6年度「大学入学者選抜の実態の把握及び分析等に関する調査研究」より

【2023年度入試結果(国公立大学)】

 募集人員   確定志願者数   志願倍率 
一般選抜   98,727  423,180  4.3
総合型選抜   7,668  20,870  2.7
学校推薦型選抜   21,187  49,945  2.4

そうはいっても甘くはない!避けては通れぬ評定平均

 総合型選抜・学校推薦型選抜は、高校3年間を通して培われた多面的な能力や個性を評価することに重点を置いています。また、部活動やボランティア活動など社会での活動実績も評価されます。
  「多面的な能力や個性が評価される」と聞くと、学校のテストの成績はあまり関係がないように感じる人もいるかもしれません。しかし実際には、多くの大学で出願資格に「学習成績の状況(=評定平均値)」という基準が設けられており、成績の基準をクリアできていないとそもそも出願ができません。しかも、その「最低ライン」が非常に高いのです。
  「学習成績の状況」が出願基準にない大学・学部であっても、評定平均値が高いほど合格率が高いという実態があり、どの大学においても、その学生が持続的に勉強に取り組み、一定の成果を上げていることを評価する傾向にあります。

【国公立】学習成績の状況が定められている入試方式の例

大学 学部 入試形式 出願資格
東京大学  法学部  学校推薦型選抜 第3学年第1学期に履修した
全教科で学年上位5%以内
京都大学  経済  学校推薦型選抜 調査書の全体の学習成績の
状況が概ね4.3以上
東北大学  理学部  AO 入試Ⅱ期 *総合型選抜 調査書の学習成績概評がA段階
筑波大学  理工学群  推薦入試 *学校推薦型選抜 調査書の学習成績概評A段階
埼玉大学  教養学部  学校推薦型選抜 調査書の全科目の
評定平均値が4.3以上
東京都立大学 都市環境学部建築学科 学校推薦型選抜 外国語・数学・理科の学習成績
の状況がいずれも4.3 以上
横浜国立大学 経営学部  学校推薦型選抜 評定平均4.3以上(A段階)

【私立】学習成績の状況が定められている入試方式の例

大学 学部 入試形式 出願資格
早稲田大学  社会科学部  全国自己推薦入学試験*総合型選抜 全体の評定平均が4.0以上
慶応義塾大学  法学部  FIT入試 *総合型選抜 外国語、数学、国語、地理歴史、公民
および全体の学習成績の状況が4.0以上
上智大学  外国語学部  推薦入学試験(公募制) *総合型選抜 全体の学修成績の状況4.0以上
および英語の学修成績の状況4.3以上
明治大学  国際日本学部  自己推薦特別入学試験 *総合型選抜 評定平均4.0以上
関西大学  商学部  AO入試 *総合型選抜 評定平均3.5以上

「評定平均値4.3」がどのくらい大変か

高校1年生からコツコツと勉強することが大切
 「学習成績の状況」は多くの場合、高1の1学期から高3の1学期までの7期分(2期制高校の場合は5期分)の評定値から算出します。例えば高1での成績が平均3.0だった場合、高2以降の残りすべての期間でオール5(平均5.0)を取ったとしても、最終的な評定平均は約4.1。大学の出願基準に達しない可能性があります。
 「倍率が低い/定員が増えているから受かりやすくなっている」「点数で合否が決まるわけではないからラクに入試を終えられる」と考えて、高1で勉強・テストをほどほどに済ませてしまい、いざ受験を本格意識した頃には既に巻き返せなくなっている……。これが、総合型選抜・学校推薦型選抜で気を付けなければいけない大きな落とし穴なのです。

高校1年生からコツコツと勉強することが大切

 総合型選抜・学校推薦型選抜を目指す場合、高1生の時点からのコツコツとした勉強が重要です。これは、高1での「学習成績の状況」を高めることはもちろん、高1の段階から基礎学力を身につけることで、高2・高3で発展していく学習内容もスムーズに理解する素地を作ることや、早い段階から勉強習慣をつけ自己管理能力を養うことにもつながります。
高校1年生からコツコツと勉強することが大切
持っている力を十分に高め、人生の選択肢と合格のチャンスを増やすために、東進では高1から大学受験に向けて努力し続けることができるよう、「高校別対応の個別指導コース」をはじめ様々な学習コンテンツを揃えて高校生を応援しています。
  

予備校選びは人生の分かれ道。

合格のチャンス倍増!?
年々増える募集人員

「学習成績の状況」は多くの場合、高1の1学期から高3の1学期までの7期分(2期制高校の場合は5期分)の評定値から算出します。例えば高1での成績が平均3.0だった場合、高2以降の残りすべての期間でオール5(平均5.0)を取ったとしても、最終的な評定平均は約4.1。大学の出願基準に達しない可能性があります。
  「倍率が低い/定員が増えているから受かりやすくなっている」「点数で合否が決まるわけではないからラクに入試を終えられる」と考えて、高1で勉強・テストをほどほどに済ませてしまい、いざ受験を本格意識した頃には既に巻き返せなくなっている……。これが、総合型選抜・学校推薦型選抜で気を付けなければいけない大きな落とし穴なのです。
一般選抜・総合型選抜・学校推薦型選抜の割合

【2023年度入試結果(国公立大学)】

募集人員  確定志願者数  志願倍率 
一般選抜  98,727 423,180 .3
総合型選抜  7,668 20,870 2.7
学校推薦型
選抜 
21,187 49,945 2.4

そうはいっても甘くはない!
避けては通れぬ評定平均

総合型選抜・学校推薦型選抜は、高校3年間を通して培われた多面的な能力や個性を評価することに重点を置いています。また、部活動やボランティア活動など社会での活動実績も評価されます。
  「多面的な能力や個性が評価される」と聞くと、学校のテストの成績はあまり関係がないように感じる人もいるかもしれません。しかし実際には、多くの大学で出願資格に「学習成績の状況(=評定平均値)」という基準が設けられており、成績の基準をクリアできていないとそもそも出願ができません。しかも、その「最低ライン」が非常に高いのです。
  「学習成績の状況」が出願基準にない大学・学部であっても、評定平均値が高いほど合格率が高いという実態があり、どの大学においても、その学生が持続的に勉強に取り組み、一定の成果を上げていることを評価する傾向にあります。

【国公立】学習成績の状況が定められている入試方式の例

大学 学部 入試形式 出願資格
東京大学  法学部  学校推薦型選抜 第3学年第1学期に履修した
全教科で学年上位5%以内
京都大学  経済  学校推薦型選抜 調査書の全体の学習成績の
状況が概ね4.3以上
東北大学  理学部  AO 入試Ⅱ期 *総合型選抜 調査書の学習成績概評がA段階
筑波大学  理工学群  推薦入試 *学校推薦型選抜 調査書の学習成績概評A段階
埼玉大学  教養学部  学校推薦型選抜 調査書の全科目の
評定平均値が4.3以上
東京都立大学 都市環境学部建築学科 学校推薦型選抜 外国語・数学・理科の学習成績
の状況がいずれも4.3 以上
横浜国立大学 経営学部  学校推薦型選抜 評定平均4.3以上(A段階)

【私立】学習成績の状況が定められている入試方式の例

大学 学部 入試形式 出願資格
早稲田大学  社会科学部  全国自己推薦入学試験*総合型選抜 全体の評定平均が4.0以上
慶応義塾大学  法学部  FIT入試 *総合型選抜 外国語、数学、国語、地理歴史、公民
および全体の学習成績の状況が4.0以上
上智大学  外国語学部  推薦入学試験(公募制) *総合型選抜 全体の学修成績の状況4.0以上
および英語の学修成績の状況4.3以上
明治大学  国際日本学部  自己推薦特別入学試験 *総合型選抜 評定平均4.0以上
関西大学  商学部  AO入試 *総合型選抜 評定平均3.5以上

「評定平均値4.3」がどのくらい大変か

 「学習成績の状況」は多くの場合、高1の1学期から高3の1学期までの7期分(2期制高校の場合は5期分)の評定値から算出します。例えば高1での成績が平均3.0だった場合、高2以降の残りすべての期間でオール5(平均5.0)を取ったとしても、最終的な評定平均は約4.1。大学の出願基準に達しない可能性があります。
 「倍率が低い/定員が増えているから受かりやすくなっている」「点数で合否が決まるわけではないからラクに入試を終えられる」と考えて、高1で勉強・テストをほどほどに済ませてしまい、いざ受験を本格意識した頃には既に巻き返せなくなっている……。これが、総合型選抜・学校推薦型選抜で気を付けなければいけない大きな落とし穴なのです。
学習成績

高校1年生からコツコツと勉強することが大切

 総合型選抜・学校推薦型選抜を目指す場合、高1生の時点からのコツコツとした勉強が重要です。これは、高1での「学習成績の状況」を高めることはもちろん、高1の段階から基礎学力を身につけることで、高2・高3で発展していく学習内容もスムーズに理解する素地を作ることや、早い段階から勉強習慣をつけ自己管理能力を養うことにもつながります。持っている力を十分に高め、人生の選択肢と合格のチャンスを増やすために、東進では高1から大学受験に向けて努力し続けることができるよう、「高校別対応の個別指導コース」をはじめ様々な学習コンテンツを揃えて高校生を応援しています。
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