【憧れの大学 人気の秘密に迫る!】関西学院大学~AI活用人材育成プログラム編~ part1
文理の枠を超えた全学対象のAI教育で、
未来を切り拓く真の実践力を養成。
国に先駆けて始動した産学連携の先進的カリキュラム
「AIを学ぶのは理系だけ」──そんな思い込みを根底から覆す取り組みが、関西学院大学で行われている。2019年度に始動した「AI活用人材育成プログラム」がそれで、文系・理系を問わず全学生を対象にしたAI教育の先駆けだ。準備期間を含めると政府の「AI戦略2019」より早く、日本IBMとの産学連携でゼロから構築されたこのカリキュラムは、累計受講者4万人超という実績を誇る。プログラムを統括する巳波弘佳副学長に、その全貌と高校生へのメッセージを伺った。
『使いこなす力が問われる時代 累計4万人超が証明した文理横断の学び』
国の戦略に先行 IBMとゼロから作り上げた挑戦
日本政府が「AI戦略2019」を発表する以前から、関西学院大学はすでに動き始めていた。2017年から検討を開始し、2019年度に正式始動した「AI活用人材育成プログラム」。その先見性の背景には、同大の強い問題意識があった。「AIはこれから確実に社会を変える。関学はずっと文系大学と言われてきたけれど、文系・理系に関係なく、AIを使いこなせる人材を育てていくことに価値があると考えました」
日本IBMを連携パートナーに選び、グローバル企業が持つ体系的な教材に期待をかけた。ところが調べてみると、そのような教材は存在しなかった。MITやスタンフォードにも同様のプログラムはなく、あるのは研究者・技術者向けのものだけ。東京大学数学科からNTT研究員を経て大学教員に転じた巳波教授は、産学連携への積極性を持ち前に、完全にゼロからカリキュラムを構築することを決意する。
「ベストなものを一から全部自分で考えなければならないという、別種のしんどさがありました。でも、贅沢な悩みだと思って楽しみながら作りました」












