憧れの大学 第5回広島大学 工学部第二類(電気電子・システム情報系)半導体システムプログラム編
(2026.05.25)

40年間にわたり半導体の研究を積み上げてきた実績
近年、半導体産業への注目が急速に高まる中、日本全国の大学でも半導体を学べる学部・学科が数多く新設されている。しかし「ほかの大学の動きと、私たち広島大学の取り組みには大きな違いがあります。それは『最近になって始めたのではない』という点です」と広島大学半導体産業技術研究所教授を務める黒木伸一郎先生は力説する。
「広島大学では1980年代から40年以上にわたって、最先端の半導体研究を続けてきました。西日本には古くから、ソニー社やSUMCO社といった大手の半導体関連企業が進出しており、広島大学はそれら企業と連携するアカデミアの中核として、多数の研究者・技術者を輩出してきたのです」
さらに広島は、日本の中でもグローバルな半導体開発における産学連携が最も進んだ場所でもある。その背景には、もともと80年代にメモリを製造していたNEC広島の産業基盤を、米国企業のマイクロン・テクノロジーが引き継ぎ、AI用半導体など世界的に半導体製造を牽引してきたことがある。
「2023年5月のG7広島サミットを契機に、日米主要11大学とマイクロン社、東京エレクトロン社が連携する『日米大学半導体パートナーシップ UPWARDS for the Future』を締結しました。それにより広島大学は、西日本における半導体人材の国際拠点としてもより強化されています」












