特集 受験費用・学費・奨学金の基礎知識 part4
この記事は「特集 受験費用・学費・奨学金の基礎知識 part3」の続きです。よろしければそちらも併せてご覧ください。
2⃣奨学金
奨学金とは、経済的理由から修学困難な優れた学生等に、教育の機会均等及び、人材育成の観点から支援を行うもので、「貸与」または「給付」する制度である。日本学生支援機構(以下、JASSO)の調べによると、2020年度には大学に進学した学生の2人に1人が何らかの形で奨学金を利用している。
奨学金はJASSOが行っているものが代表的であり、まずはJASSOの奨学金について説明していくが、そのほかにも各大学や地方自治体、交通遺児育英会などの団体が独自に行っているものもある。
⑵貸与奨学金
貸与型は卒業後に返還が必要なため、将来的な返還計画を考えて申し込む必要があるが、給付型に比べると支援を受けやすい。なお、貸与型にはさらに「無利子型」と「有利子型」がある。無利子型は借りた金額と返す金額が同じであり、有利子型は借りた金額に加えて利子の支払いが必要である。表10はJASSOを利用する場合の、貸与型の奨学金の条件と貸与される月額の一覧である。
有利子型の奨学金は、借りるための条件が緩やかだったり、毎月貸与される金額が大きかったりするが、卒業後には自分で返さなければならず、さらには利子の支払いも発生する。貸与型の奨学金を利用する際は、総額いくらを借りているのか、どのように返す予定となるのかを確認するようにしよう。
また、国や銀行が行う教育ローンや、大学が民間企業と提携して実施する学費ローンもある。一定の条件を満たせばこれらのローンを利用することもできる。ただし、教育ローンは基本的に保護者が借り手であり、学生本人が借り手となる貸与型の奨学金とはこの点が異なる。これらの制度も併せてチェックしておこう。












