劇的進化!英語学習におけるAI活用術 part2
この記事は劇的進化!英語学習におけるAI活用術 part1の続きです。よろしければそちらも併せてご覧ください。
“耳で読む”学習でリスニング力、読解力、速読力が向上
教材音声を作るハードルが大きく下がったことも、英語学習において非常に大きな変化といえます。
音声生成サービスを使えば、テキストをもとに本物の人間と聞き間違えるような、高品質な音声を短時間で作ることも可能です。では、音声生成サービスを学習にどう応用するか。有効なのは、人気アニメや映画、漫画などのテーマなど、生徒が興味の持てる題材を使うことです。CEFR(セファール)A1レベルで音声を生成したら、最初は文型の確認でも、語彙の確認でも、内容理解でも構いません。ゴールは「耳で読解」できるようにすることです。
私の授業では、「耳で聞いてわからない英語は、何の役にも立たない」という考え方を徹底しています。耳で理解できるようになれば、英文を語順のまま処理する力がつきます。当然、速読力も自然に伸びます。
音声による学習で注意したいことがあります。それはデータの整理です。英語の音源はオンラインストレージの中にフォルダ分けし、メディアプレーヤーでプレイリスト化すれば、音源をきれいに整理することができます。論理表現やコミュニケーション英語の教材などの音源を毎朝電車で聞いていれば、リスニングはもちろん、読解力や速読力向上にもつながります。それで英語ができるようにならないはずがありません。
AI翻訳の登場でますます価値が高まる人間の英語力
生徒から「AI翻訳があれば、もう人間は英語を勉強しなくてもいいのでは?」とよく聞かれます。もしも目的が、海外旅行での最低限の意思疎通や、簡単な業務上のやり取りだけであれば、AI翻訳や翻訳メガネのような技術で充分に対応できるでしょう。しかし、一定レベル以上のビジネスや専門的な交流の場合、翻訳機を介したやり取りには限界があります。会議の空気を読み、相手の発言にすぐ反応し、その場で関係を築くには、やはり英語で直接やり取りできる力が大きな価値を持ちます。

英語がすべての人の「必要条件」ではなくなる。これは、英語ができる人にとって英語が非常に強力な武器になることを意味しています。AIの時代だからこそ、人間らしい発想とコミュニケーションを大切にしながら、AIを最大限に活用していきましょう。












