
激変する入試の今を知る 英語②
(2023.06.02)


世界標準の英語力を習得することが何よりの試験対策となる
ネイティブの音声で直読直解力を向上
新しい英語入試を突破するために一番は「世界標準の英語力」を身につけることです。昭和の時代の英語の勉強といえば、ノートに文章や単語を何回も書き写し暗記したり、訳したりするのが普通でした。しかし今は音声や映像などのICTをフル活用して英語を学ぶのが日本以外の国では当たり前となっています。韓国、台湾、香港、マレーシアなどでは小中学生の頃からネイティブの発音を聞く学習により若い世代の英語力が急速に伸びています。ここ数年の日本の英語入試、英語学習の変化もその流れにあります。
効率的な学習のためには、ネイティブの音声をただ聞くだけでなく、正確な発音でリピートしたりシャドーイングしたりする必要があります。読解問題に取り組むときも、最近は教材に音声がついている問題が多いので、音を聞きながら学習するのがマストです。そうすることで英語を日本語に訳さず、そのままネイティブのように理解できる「直読直解力」や「速読力」が向上します。
ICTを活用して効率よく学習
世界標準の英語力は、本物の英語に触れる時間が長ければ長いほど身につきます。そのため最近の英語が得意な生徒は、いつもヘッドホンをつけて、スマホやタブレットで通学などのちょっとした隙間時間に英語の動画などを見ています。また最近はChatGPTやDeepLという翻訳アプリなどを活用することで、非常に効果的に英語を勉強することも可能です。
そうしたITツールを活用した音を使った学習が一番の入試対策となり、海外でも十分に通用する英語力の修得にもつながるはずです。

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