夏前ココが成功 ココが反省①
(2023.06.08)
夏前の問題演習で二次対策の橋渡し
高3の夏前の主な学習は、不安要素があった物理と化学が中心でした。国公立二次試験と共通テストの中間レベルの問題集をそれぞれ夏前に一周しようと決め、物理は頻出問題を確実に解けるようにすること、化学は問題を解きながら知識や単語のストックを増やすことを念頭に取り組みました。
国公立二次試験と共通テストの問題レベルの差は小さくなく、共通テスト対策終了後にすぐ二次対策に取り組むのではなく、中間レベルの問題集を挟んだことで、問題集が両者の橋渡しとなり、二次対策へスムーズに移行できたことは私にとって大きな成功でした。
慢心という先取り学習の落とし穴
反省点は、数学で中間レベルの演習を行わなかったことです。共通テストの数学は解けても東大レベルの問題には最後まで手こずりました。数学Ⅲを修了した高2の冬以降に、そこで慢心せずに中間レベルの演習を行っていれば、数学の完成度を高めることができたと思います。
高2・高1生の頃の夏前の対策は?
学校では学習の基本的な事項をしっかり教えてくれるので、高1では夏前に既習範囲をしっかり身につけておくと良いと思います。高2では英語と数学の全範囲を夏までに網羅しておくことで、その分、理科や社会も早くから取りかかることができます。私はそれができず高3になって後悔したので、反省点です。