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夏は大逆転のチャンス! 学力の差は時間の差

夏は大逆転のチャンス! 学力の差は時間の差
夏は大逆転のチャンス! 学力の差は時間の差

夏は大逆転のチャンス!学力の差は時間の差

 今号では、夏に成績をアップするための過ごし方を中心に紹介してきた。この夏の過ごし方次第で、1年後、2年後、さらには10年後の未来を変えるかもしれない。今できることに全力で取り組み、力をつけておこう。

 今号は、編集部が実施したアンケートから、勉強の量に注目して、夏にどのくらい学習していたのかを明らかにした。大学受験までの時間は平等に与えられている。その時間をどう使うかは自分次第だ。


高2生・高1生の夏の学習時間 夏は力をつけるチャンス!

 大学入試までの時間はみな平等だ。本年実施した編集部アンケートから夏の学習量に関するデータを参考に、今できることを考えていこう。

 資料1は各大学グループに現役合格した、学年別の夏休み学習時間を調査した結果である。すると、東大をはじめとした旧七帝大現役合格者は早慶現役合格者に比べ、高3での学習時間差はほとんどないが、高2・高1の差が大きいことが分かった。受験学年前からの積み重ねがポイントだ。

 また、早慶現役合格者は上理明青立法中現役合格者と比べると、各学年ともに多く学習している。高2・高1の夏にまとまった時間を学習に有効活用すれば、ワンランク上の大学に大逆転合格するチャンスを掴めるかもしれない。

 いかに時間を生み出すかという視点で取り組めば、高2生・高1生にとって夏は、多くの時間をかけて学習に取り組むことは十分可能なはずだ。勉強する時間と部活動に専念する時間、または余暇にと、オンとオフのメリハリをつけて、充実した夏にしてほしい。


行きたい大学をしっかりイメージしよう

 志望校を決めるにあたって、大学の雰囲気を知るオープンキャンパスは貴重な機会だ。本年、各大学では対面式のオープンキャンパスが実施されるようになってきた。ぜひ積極的に参加してほしい(東進タイムズ6月号参照)。

 今年、3月に編集部が実施したアンケートでは、オンラインを含めてオープンキャンパスに参加したことがあるか聞いたところ、58.6%が参加したとの回答があった。実際に大学の講義や、キャンパスの様子を知ることで、より具体的な大学生活をイメージできるだろう。

 東進公式YouTubeチャンネル「東進TV」でも、日本全国の大学情報を日々更新・発信している。積極的に志望校や学びたい学問について調べ、この夏、深く考えてみてほしい。志望校が決まれば、あとは逆算して、目標を立てて計画を進めていこう。


画像説明
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<データについて>

2023年3月実施、「東進タイムズ合格発表直後アンケート」。東進生に限定せず、広く一般の受験生を対象とした。回答884名。

<資料1大学区分>

①旧七帝大:東京大学、京都大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学、②早慶:早稲田大学、慶應義塾大学、③上理明青立法中:上智大学、東京理科大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、法政大学、中央大学

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