


東進OB・OGに聞く 記述対策 虎の巻①
(2023.11.13)


合否を分ける記述問題。見事難関大に現役合格した東進のOB・OGにその対策法を聞いてみた。焦る気持ちから何をしたらいいのか悩むこの時期、ぜひこの体験記を参考に大幅得点アップを実践しよう!
今回は、東京大学理科二類に現役合格した榧野翔くんの体験記を紹介する。
榧野くんは東進模試の復習を通して志望校合格へ向けた戦略を立てることが出来た。
記述対策で気づいた選択式問題との違い
高3の7月に始めた記述対策で浮き彫りになった主な課題は、もともと苦手な数学にあった。選択式の問題は回答への道筋が与えられているので気づかなかったが、記述型問題になると解答の糸口もつかめない問題が多く、早急な対策が必要だった。
できる問題に狙いを定めて40点アップ
転機のきっかけは11月。模試の解答を読むうちに、毎年出る分野や年度ごとに難易度の変化が少ない問題があることに気づいた。
そこで、東進の担任助手の先生の助言もあり、対策次第で確実に解けそうな積分や図形の問題に狙いを定め、この2問は完全な解答を目指し、数学のマイナス分は得意な英語と生物で補うことにした。対策には「志望校別単元ジャンル演習講座」を活用。この講座で積分や図形問題を徹底的に解き、参考書も併用して演習を積み重ねた。
対策の成果は非常に大きく、冬に受けた模試では60点台に乗せることができ、20点台だった以前の模試に比べて、飛躍的な伸びを実感することが出来た。