東進OB・OGに聞く 記述対策 虎の巻②
(2023.11.14)
本記事は「東進OB・OGに聞く 記述対策 虎の巻①」の続きの内容です。
こちらも併せてご覧ください。
合否を分ける記述問題。見事難関大に現役合格した東進のOB・OGにその対策法を聞いてみた。焦る気持ちから何をしたらいいのか悩むこの時期、ぜひこの体験記を参考に大幅得点アップを実践しよう!
今回は一橋大学法学部に現役合格した廣瀬和奏さんの体験記を紹介する。
廣瀬さんは「過去問の徹底的な研究が記述力向上につながりました」と語る。
教科書と過去問の併用で記述力を底上げ
9月から本格的に始めた記述対策で、解答欄に何も書けないほどお手上げ状態だった科目が世界史でした。その原因は知識不足にありましたが、今から知識だけを暗記しても間に合わないと考え、教科書を見ながらまずは自力で記述問題を完成させることを目標に、ひたすら演習を重ねました。
教科書を使った記述対策の効果は大きく、知識をインプットしつつ時代背景や影響など解く際の着眼点を吸収でき、適切な語句の選び方も自然と身につけることができました。
入試本番で実った40年分の過去問演習
記述問題に活用したのは一橋大学の過去問40年分です。大量の過去問に取り組んだ理由は、一橋大学の出題傾向がこの40年間ほぼ変わらないことが一つの理由ですが、世界史の荒巻先生の講座で「一橋大の入試問題は過去問から再利用されることがある」と教えてくれたひとことが直接のきっかけでした。
試験本番でも過去問の知識が大いに役立ったこともあり、先生のひとことは大きなターニングポイントになりました。