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受験直前の学習で気をつけたいこと① ~過去問演習は本番と同じ条件で~

受験直前の学習で気をつけたいこと① ~過去問演習は本番と同じ条件で~
受験直前の学習で気をつけたいこと① ~過去問演習は本番と同じ条件で~

⑴過去問演習は本番と同じ条件で

 受験勉強の総仕上げとして最も効果的なのは、過去問演習である。ただし、数学と理科では2014年度以前、それ以外の教科では2015年度以前の入試問題は、現行の教育課程ではなく以前の教育課程(旧課程)に基づいて出題された問題である。その問題が出題範囲に含まれるかどうかよくわからないときは、先生に尋ねるなどして確認するようにしよう。

  過去問を解くことで、合格に必要な知識・発想やペース配分などを身につけることができる。また、自分が受験する大学の出題傾向も理解できる。難関大学に合格した受験生へのアンケート調査では、「過去問演習をする目的」について「出題傾向をつかむため」(87.0%)「入試問題の難易度を知るため」(75.5%)「自分の実力を知るため」(62.7%)と答えており、過去問演習の重要性がわかる。

 共通テストは導入4年目であり、過去問が3年分しかない。先述のアンケート調査で「共通テスト対策にセンター試験の過去問を利用しましたか?」と聞いたところ、66.1%が利用したと回答し、そのうちの93.5%が有効であったと答えていることから、センター試験過去問演習も有効であることがわかる。加えて、「共通テスト本番レベル模試」の復習や予想問題も活用して、万全の対策をしておきたい。


 過去問演習の際に心がけるべきことは、できる限り入試本番と同じ条件で問題を解くことである。例えば、共通テスト対策として共通テストやセンター試験の過去問を解く場合には、時間を計って実際にマークシートに鉛筆で解答を記入しよう。また、試験本番での自己採点を想定して、問題用紙にも自分の答えを記入しておこう。 

 共通テストは問題数が多いため制限時間が厳しく、「時間との勝負」という側面が強い。過去問を解く際には、見直しやマークの確認などの時間を考えて、実際の制限時間よりも10分程度短い時間で解く練習をしよう。ただし、時間内に解けなかった問題があった場合には、その問題に印をつけて、その問題を解いてから答え合わせをするようにしよう。決められた時間内で問題を解くことを何度か繰り返して、時間配分をしっかり身につけるようにしたい。 

 記述式の過去問演習では、途中の計算や説明の記述についてついつい省略したくなるが、これも本番のつもりで全てきっちりと記入することが大事である。普段はできると思っていることでも、入試本番では緊張してできなくなることも少なくない。日頃から丁寧に答案を書くことを習慣化しておくことが重要だ。

■ 10 年分を目途に

 過去問演習は、できれば10年分くらいは解いておきたい。前述の通り旧課程の過去問もあるので、どの問題が現行の教育課程に含まれるのか確認したうえで、できるだけ多く問題を解くようにしよう。過去に出題した問題と同じような傾向の問題を出題する大学が多いので、過去問演習をしっかり行ったか否かが、入試結果に大きく影響する場合が多い。

 難関大学に現役合格した先輩たちへのアンケート調査でも、早慶志望者は平均で10.1年分、旧七帝大志望者は10.8年分の過去問を解いたと回答している。少なくとも第1志望の大学については、過去問演習10年分程度はやっておきたい。


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