


高2の6月から本番レベルの模試 連続受験で入試本番21.0点差!!


共通テストでも、基礎力をしっかり固めた受験生が成果 を収めていたことは『夏を迎える前に万全の準備を!基礎の有無で共通テスト本番 英語 22.0点差!! 数学点差 42.3点差!!』のデータで明らかになった。高2生・高1生にとって、受験を支える基礎力を鍛える夏は、受験生だけでなく、まさに受験の天王山ともいえる。夏を有効活用するためにも、6月に「いつまでに何を準備するのか?」を考え、行動しよう。
模試にチャレンジして目標を明確にしよう!
東進タイムズ編集部が実施した今年のアンケートでは、難関大現役合格者の約3人に2人が高2のうちから受験勉強を開始していた(4月号より)。そして、大学合格に欠かせないのが、模試の受験だ。
そこで今回は、学校以外に、自主的に模試の受験を開始した時期に注目して、その違いで入試本番の得点にどのような差が出たのか紹介しよう。資料1を見てほしい。このグラフは、東進の「共通テスト本番レベル模試」を高2の6月から定期的に受け続けた受験生と、高3の8月から受験をした受験生の、共通テスト本番における得点を比較したものである。
これによると、高2の6月から模試受験の受験生は3教科合計404.1点であり、高3の8月から受験した受験生よりも、21.0点も高く得点していた。
つまり、高2の6月の模試から連続受験して、計画的に学習を進めることで、より高い目標の大学に届くことが明らかになった。
積極的な模試受験で 学力を伸ばす
では、早期に模試を受験することは、どのような利点があるのだろうか。難関大現役合格者へのアンケートによると、最も多かったのが、「自分の実力を把握できた」で70.0%であった。続いて「志望校との距離を計ることができた」が49.0%、「学習成果を計ることができた」が33.4%と続いた。
模試を受験しない理由は、未修分野があることや、実力に自信がないことなどそれぞれ理由があるだろう。この結果を見ると、難関大現役合格者は、今の自分の立ち位置(実力)を知るために、積極的に模試を活用していたことがわかる。つまり模試の受験の意義は、自分の現状を知り、把握した苦手分野を克服して学力を伸ばしていくことだ。
高2生はもちろん、難関大を目指す高1生も大学入学共通テストに対応した今月9日(日)の「全国統一高校生テスト」(無料招待)にチャレンジして、目標達成のための第一歩を踏み出そう!

