


東進OB・OGが振り返る夏前のここが成功ここが反省①
(2024.06.05)


夏を迎える前の6月。受験勉強は夏が山場と言われるが、山場を作る準備は6月から。難関大に現役合格した先輩たちは、この時期どのように学習をしていたのだろうか。ぜひ合格体験記を参考に、行動に移してほしい。

永遠の課題だった数学を得点源化
一年前の今の時期に取り組んでいたのは共通テストの過去問演習です。その際に気をつけたのは解答後すぐに復習しないこと。解答後は正答を覚えているのであえて三日ほど寝かせ、じっくり復習することを心がけました。復習の中心は数学です。永遠の課題に思えるほど苦手で、解答速度の遅さに問題がありました。この時期は問題を見れば瞬時に解法を示すようになるまで、共通テストの類題をたくさん解いたことを覚えています。
この成果は夏以降徐々に表れ、本番では過去最高の94点を獲得! 足をひっぱった日本史を充分にカバーすることができました。
試験本番で絶望感を感じないために
高2の頃は英語や数学を優先し、日本史を後回しにしたことが反省です。高3の秋から本腰を入れたものの時すでに遅く、本番も日本史に大きな不安を残して臨むことになりました。遅くとも高2の夏から教科書を読み込み、復習を徹底しておけばよかったと思っています。
高1・高2の頃に行った夏前の対策は?
高1は私の反省をもとにいえば、学校の授業をしっかり理解すること。そして勉強を楽しいと感じることが大切だと思います。高2は私の場合、東進の「個人別定石問題演習講座」を活用して基礎的な数学の解き方のインプットに専念しました。この講座はゲームのレベルをあげる感覚で取り組むことができ、解けない問題が大幅に減りました。
