


東進OB・OGが振り返る夏前のここが成功ここが反省②
(2024.06.06)


難関大に現役合格した先輩たちは、どのように学習をしていたのだろうか。ぜひ合格体験記を参考に、行動に移してほしい。

一日一問のノルマで基礎固めを完成
高3の夏前の主な対策は、慶應義塾大学の英語を念頭に①構文の問題演習②単語帳非掲載でも覚えておきたい難単語のリストアップ③過去問演習を中心に行いました。この時期、英語は合格圏に達しており、それは高3の春から夏前にかけて文法を基礎レベルに、単語を志望校レベルに近いところまでインプットできたことが要因です。またこの時期に英語、数学、物理の問題に毎日一問ずつ取り組み、教科書の太字や基本的な公式のインプットとアウトプットを各科目において完成できたことも、夏以降に大きな弾みをつけるきっかけになりました。
焦りを生んだ苦手分野からの逃避
苦手分野から逃げない、後回しにしないことです。数学の確率や化学の高分子といった苦手分野から逃げてしまったのですが、出題傾向を踏まえたうえで最終的に達成したい目標を設定し、高3の夏前までに対策をしていれば焦らずに直前期を迎えることができたと思います。
高1・高2の頃に行った夏前の対策は?
高1は一冊目となる基本的な英語の参考書を用意して、勉強リズムを作ることを目標にしました。高2では一冊目の参考書を夏前に終わらせて、基本的な英単語と熟語はすぐに日本語が出てくるところまでもっていきました。自分が英語を得点源にできたのは高1、高2のこうした学習によるところが大きいと思います。