


高2生・高1生必見!! 夏は大逆転のチャンス!! 合格大学別の学習時間が明らかに


今号では、夏に成績をアップするための過ごし方を中心に紹介してきた。この夏の過ごし方次第で、大学受験の結果やその先の未来が大きく変わるかもしれない。今できることに全力で取り組み、力をつけておこう。
今号は、編集部が実施したアンケートから、合格大学別に夏にどのくらい学習していたのかを明らかにした。大学受験までの時間は平等に与えられている。その時間をどう使うかは自分次第だ。
ワンランク上を目指して学習時間を増やそう
大学入試までの時間はみな平等だ。本年実施した編集部アンケートから夏の学習量に関するデータを参考に、今できることを考えていこう。
資料1は各大学グループに現役合格した、学年別の夏休み学習時間を調査した結果である。すると、東大をはじめとした旧七帝大現役合格者は早慶現役合格者と比べると、高3の学習時間は変わらないが、高1では32分、高2では21分の差が明らかになった。また、早慶現役合格者は上理明青立法中現役合格者と比べると、各学年ともに多く学習している。高2、高1の夏にまとまった時間を学習に充てることができれば、ワンランク上の大学に大逆転合格するチャンスを掴めるかもしれない。
「夏は受験の天王山」は、高3生だけではなく、高2生・高1生にも当てはまるだろう。勉強はもちろん部活動に専念する時間、または余暇にと、オンとオフのメリハリをつけて、充実した夏にしてほしい。
志望校に具体的なイメージを持とう
志望校を決めるにあたって、大学の雰囲気を知るオープンキャンパスは貴重な機会だ。実際に大学を訪問することで、学びのイメージや周辺の環境の様子など、わかることがたくさんある。夏休みを活用してぜひ積極的に参加してほしい。
本年、3月に編集部が実施したアンケートで、オープンキャンパスに参加したことがあるか聞いたところ、難関大現役合格者の61.6%が参加したとの回答があった。
東進公式YouTube チャンネル「東進TV」でも、日本全国の大学情報を日々更新・発信している。大学教授のインタビューや学生の声など、大学の学びの内容を分かりやすく紹介している。積極的に志望校や学びたい学問について調べ、この夏、深く考えてみてほしい。志望校が決まれば、受験本番から逆算して、目標を立てて計画を進めていこう。

