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高2の夏に基礎完成で入試本番 英語26点差 数学49.7点差

高2の夏に基礎完成で入試本番 英語26点差 数学49.7点差
高2の夏に基礎完成で入試本番 英語26点差 数学49.7点差

 夏本番、暑さに負けず、有意義な時間を過ごしているだろうか。これまでの苦手を克服したり、得意なことを先取り学習したり、この夏の頑張りが、1年後・2年後の大学入試の結果に結びつくだろう。

 今回は、基礎の完成レベルごとに、入試本番にどれくらいの差が出るのか分析した。成績を上げるためには欠かせない基礎の完成をこの夏の間に行い、大飛躍を遂げよう!


英語は単語が最優先熟語・文法・例文へと進もう

 英語の学習で取り掛かりやすく、最も基礎となるのは単語だ。学習の際には、まとまった単語数を一気に学習して、それを何回も繰り返すことで記憶が定着していく。ぜひ夏休みの間に単語をマスターしよう。そして、熟語や文法、例文へと進み、英語を読む土台作りに力を入れてほしい。

 資料1は、昨年度の東進生(高3生)を「高速マスター基礎力養成講座」(「共通テスト対応英単語1800」「共通テスト対応英熟語750」「英文法750」「基本例文標準300」)の高2の8月時点での修得状況によってグループ化し、共通テスト本番の得点をグラフにしたものだ。すると、すべて修得していたグループは、一つも修得していないグループと比較して、26.7点上回っていた。

 英語学習では、日々「音」に触れる学習を取り入れることを意識しよう。高2の夏の基礎力の完成でここまで力の伸びが違うという認識をしっかり持ってほしい。


基礎力の有無でより差が大きくなる数学

 資料2では同じ条件のもと基本的な計算を瞬時に行う「数学計算演習」の取り組み別に共通テスト本番の得点をグラフにした。数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B、数学Ⅲの全修得グループは未修得のグループに比べ、数学Ⅰ・Aで25.0点、数学Ⅱ・Bで24.7点、合計49.7点もの差が生じた。

 正確な計算力のもと数学で鍛えられるのは論理的思考力。これは文理を問わず、データ分析やAI、プログラミングの力にもつながる重要な力だ。共通テストレベルを早期に完成させて、理系志望者は数学Ⅲ・Cの先取り学習も進めよう。 基礎を定着させるためには、定期的に繰り返し、見直すことが効果的だ。この夏の成果と、これからの課題を見つけるためにも、今月18日(日)の「第3回 共通テスト本番レベル模試」や11月4日(月・休)の「全国統一高校生テスト」(共通テスト対応)に積極的にチャレンジしよう。この夏の受験勉強スタートが君の未来を切り拓く!


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