２段階の復習で数学の壁を克服

演習と復習の徹底が得点アップのカギ

　夏休みは毎日朝８時半から閉館まで東進で勉強。帰宅後も遅いときには深夜２時まで机に向かっていました。

しかし自宅では机に向かうことが目的になってしまい、“やる時はやる、寝る時は寝る“とメリハリをつけた方が翌日の勉強の質を上げることができたと思うので、受験生の皆さんにはぜひ気をつけてほしいと思います。

　過去問演習は夏休みから８月末まで志望校の慶應義塾大学の「過去問演習講座」に取り組みました。過去問を解いて改めて感じたのは数学の問題が非常に難しいということでした。

そこで数学は①過去問を解いた後は必ず解説授業で復習②それでもわからなければ講座を受講し直すことを徹底しました。また過去問は夏休み以降も何度も繰り返し、わからない問題を減らすことを心がけました。

　９月の模試では数学の得点が大幅に伸びましたが、演習問題の繰り返しが好結果を生んだと思っています。

高１、高２の夏におススメの学習は？

　僕は基礎が疎かになっていたため、受験勉強を意識し始めたころに苦労しました。高２までに基礎を徹底して身につけておくことが大事だと思います。高２までに基礎力を身につけておくと、共通テスト対策だけではなく、二次・私大対策にもスムーズに入っていけるはずです。

　高１生は中学の内容を確認できる最後のチャンスなので、中学の学習範囲に不安なものがあれば、夏休みを活用して内容を確認しておくことをおススメします。