合格した先輩に学ぶ志望校対策の秘訣②
(2024.09.12)
「なんとなくわかった」は苦手分野の敵
夏の間に慶應義塾大学薬学部の過去問10年分に挑戦。その過程で、苦手な科目や単元があぶり出されてきたので、過去問演習と同時に苦手対策に取り組みました。
苦手科目は数学。また化学の理論、特に酸塩基の緩衝液の計算が課題でした。この二つの苦手意識を払拭するために問題演習によるアウトプットを強化しました。
数学は苦手な単元があるというよりも全体的な応用力不足が課題でした。解き始めからお手上げという問題をなくすことを目標に、易しい問題から入試レベルの応用問題に徐々にレベルを上げ、量に重点をおいて応用力を身につけていきました。化学で自分に課したことはわかった気にならないこと。苦手意識があると、なんとなくわかったところで終わらせたくなりますが、「まだまだできていない!」と自分に言い聞かせ、問題を覚えてしまうまで同じ問題を2周も3周も繰り返しました。
スタートは志望校入試の徹底分析から
こうした志望校対策のベースはやはり過去問演習にあったと思います。過去問を使って、どんな問題が頻出なのか、どんな聞かれ方をされるのかを分析し、志望校に的を絞った演習を何度も繰り返したことが志望校合格につながったと思います。