文理選択・志望校選択 先輩から学ぶ!後悔しない進路選択①
多くの学校で高1の秋以降に文理選択を考える機会が設けられているだろう。文理を選択した後にも、志望校を決める選択が続いていく。後悔しない進路選択を行うためにも、自分が将来何をしたいのかをしっかり考えておきたい。今回は、東進OB・OGがどのように進路選択をしたのか本音の実態に迫った。これから進路を考える高2生・高1生はぜひ参考にしてほしい。
希望に沿った最善の大学を選択
Q 文理選択をしたのはいつ?なぜその進路を選んだの?
小さい頃から本を読むことが好きだったこともあり、学校の授業では国語や社会が好きで得意科目でした。漠然とですが中学生の頃から自分は文系に進むんだろうなという意識があったように思います。そのため、高校生になってもあまり文系か理系のどちらに進むべきか考えたことがなく、「もう文系しかないでしょ!」といっさい悩むことなく文系を選択することができました。
Q 志望校選択の決め手は?
高校でオープンキャンパスに行くことを勧められたのが高2の夏でした。これをきっかけに大学や学部を調べ始めましたが、何が好きなのかを考えたときにSNSなどでバズったり商品が売れたりする仕組みに興味があることに気づき、①マーケティングが学べる②国公立の③自宅から通える大学に絞りました。その結果、国公立大学では数少ない経営学部がある横浜国立大学を志望校として選びました。
Q 受験に向けて一番意識したことは?
高2の冬にいよいよ受験生になるんだと自覚したものの、学力がまったく足りていないという事実がありました。焦燥感ばかりが募るなかでまず意識したことは自分の立ち位置を常に把握し、入試本番から逆算して学習計画を立てることでした。計画づくりには模試の返却面談で、担任助手の先生からのアドバイスを受けながら1か月、1週間、1日単位の計画を立てました。それまでは机に向かうことすら億劫な日もありましたが、綿密な計画のおかげで常にやるべき量や内容が明確になり、「絶対にやり通す!」という意識的な変化が生まれるきっかけにもなりました。