文理選択・志望校選択 先輩から学ぶ!後悔しない進路選択②
本記事は文理選択・志望校選択 先輩から学ぶ!後悔しない進路選択①の続きの記事です。こちらも併せてご覧ください
得意の化学をより深く学びたい
Q 文理選択をしたのはいつ?なぜその進路を選んだの?
なんとなく理系に進むことを意識し始めたのは中3の頃、ガチガチに理系しかないと思ったのは高1の頃でした。中学の頃から理科、特に化学では毎回高得点を取ることができ、どんどん化学を学ぶことが楽しくなったことが一番の理由です。高校に入ってより高度な内容を学ぶなかでもっと化学を学びたいと思ったことが理系を選択した理由であり、理学部系の学部に決めた理由でもあります。
Q 志望校選択の決め手は?
高2までは理工学部を志望して大学も検討していました。しかし学部について調べるうちに、理工学部は化学の知見を利用してモノづくりを学ぶ学部であり、化学そのものを掘り下げて学べるのは理学部であることがわかりました。もっと化学を学びたいという思いが根底にあった自分には理学部のほうがより適していると判断し、東京都立大の理学部化学科を志望校に決めました。
Q 受験に向けて一番意識したことは?
志望校を東京都立大に決めたのが高3の春でした。私大受験の準備をしていたため、受験科目が増え、どうしたら入試本番に間に合うかという効率性を常に意識していました。過去問演習を通じて、出題されやすい分野と出題されにくい分野(微分積分は頻出する一方で複素数平面は出題されにくいといった傾向)を徹底的に分析しました。そして、出題されやすい分野がひとたびわかれば、その分野に特化してインプットとアウトプットを繰り返し、頻出分野の問題であればどんな難問が出題されても絶対に対処できるという自信が持てることを目指しました。
将来の目標から逆算して進路を決定
Q 文理選択をしたのはいつ?なぜその進路を選んだの?
正式な文理選択は高2の夏頃です。理由は二つあり、一つは中学生の頃に本を読むことや本の考察をすることが好きだったこと。二つ目は親のボランティア活動に小学生の頃から参加し、社会的弱者といわれる方々の権利を守るボランティアやNPO法人の活動にとても興味がありました。将来そうしたコミュニティで活動するために必要な知識や経験を積みたいという思いから進路を選択しました。
Q 志望校選択の決め手は?
社会的に差別されている人々を守り、自立を支援するにはどうしたらいいのかを考えたとき、まずはそれを学問として扱う学部で知識を積もうと考えました。最終的に総合政策学部を選択した理由は、この学部が最も学びたいジェンダー系の学問を学べるだけではなく、さまざまな学問を幅広く扱っているため、将来に対する考え方や興味が変わったときに選択肢を残しておけることが大きな理由でした。
Q 受験に向けて一番意識したことは?
睡眠時間を確保してメリハリを大切にすることです。高2の冬から受験勉強を本格化する際に、睡眠時間を4時間程度まで減らして机に向かってみたのですが、東進に来てから眠くなってしまって、かえってパフォーマンスが悪化することが多々ありました。そこで、高3の夏休みからは絶対に7時間は睡眠時間を確保すると決めて夜10時就寝、朝は5時に起床し、2時間勉強したら朝食を摂って東進に行くというメリハリの効いたサイクルを確立しました。このルーティンを夏休み中に確立できたことで、受験前日まで安定して過ごすことができました。