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第11回夏の教育セミナー 安河内哲也先生講演レポート②

第11回夏の教育セミナー 安河内哲也先生講演レポート②
第11回夏の教育セミナー 安河内哲也先生講演レポート②

本記事は第11回夏の教育セミナー 安河内哲也先生講演レポート①の続きの記事です。こちらも併せてご覧ください。


AI時代の牽引者を育てる英語教育とは

 “The best way to predict the future is to create it. ” ピーター・ドラッカーの言葉です。未来を予測する最高の方法は未来を作り出すこと。では教育において未来を変えるため、作り出すための教育とはどんなものでしょうか。

 まずAI全盛の現代に必要な英語力。これは対話能力です。AIを使ううえでも、世界で仕事をするためにも非常に大事です。そのためにはただあるものを読むのではなく、英語を使いこなせなければなりません。そして、英語を使いこなせるようになるために、先生の役割がより重要になっていきます。授業はAIではなく人間が盛り上げていかなければなりません。

 ではAI時代を牽引するのはどんな人でしょうか。私は次のような資質を持つ人間だと考えています。皆さんが教えている生徒の中にもいるのではないでしょうか。①人と違ったことをする人。AI時代には一人の人間が劇的に世界を変える可能性を秘めています。違った見方ができるのは才能です。②新しいものが好きな人。「先生こんなの見つけたよ!」、「このアニメ観た?」といったように、新しいものに対して好奇心が高い人は時代に適応していきます。③楽しいことが好きな人。AIや社会システムが完備される現代、人間とお金が集まっているのはエンターテインメント業界です。心が豊かな人ほど成功していく可能性が広がります。

 私は授業もエンターテイメントだと思います。先生にはDJや司会者のように、ファシリテートして授業を盛り上げていってもらいたいと思います。


大切なのはAIと人間の作業分担

 このような人間を育てるために私たちにできることは、授業を楽しいと思わせることに尽きます。そのためにも、AIにできることはAIに任せ、人間は人間にしかできないことをやりましょう。 今の時代、生徒たちはやる気とテクノロジーをフル活用すれば天下の大将軍、海賊王、何にでもなれます。 

 “The best way to predict the future is to create it.” テクノロジーを使えば、実現できるはずです。

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