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特集 2025年度共通テスト速報②

特集 2025年度共通テスト速報②
特集 2025年度共通テスト速報②

 本記事は特集 2025年度共通テスト速報①の続きの記事です。こちらの記事も併せてご覧ください。


 2025年度共通テストの主要科目について、出題傾向、難易度などを分析する。なお、詳細な分析については、東進公式Webサイト「東進ドットコム」の「大学入学共通テスト 解答開設2025」に掲載されているので、参照してほしい。

 Webサイトはこちらから→https://www.toshin.com/kyotsutest/


【英語(リーディング)】

大問数は全6問から8問に増加したが、設問数は前年の39問から33問へと減少した。うち2大問は試作問題とほぼ同形式の問題だった。総語数は5,684語で昨年から668語減少した。


第1問 水槽についてのパンフレットを読み、パンフレットが最も役立ちそうな人物を推測する問題などが出題された。イラストを選択する問題が含まれていた。

第2問 ブログ記事を読み、言及されている事実や意見について正しい選択肢を選ぶなどの問題が出題された。

第3問 「コンテストの出場に向けて準備しているバンド」の物語について、書き手が誰であるかを選ぶ新形式の問題や、出来事を時系列に沿って並べ替える問題などが出題された。

第4問 「スローライフの実践」をテーマにしたエッセイを、教師からのコメントに従って推敲する問題が出題された。試作問題とほぼ同形式の問題だった。

第5問 学生と教授がやりとりしたメール2件とメールに添付されたスケジュール表から、必要な情報を読み取る問題だった。

第6問 「スーパーヒーロー」をテーマとした物語の作者にメールを送るという設定で、メールの本文中で物語の内容を整理する問題だった。

第7問 「動物のさまざまな睡眠パターン」に関する科学的な記事を題材に、論理的な文章を読み、要点を把握・整理する問題だった。

第8問 「宇宙開発」に関する複数の意見と資料を読み取り、自らの立場を決め、エッセイのアウトラインを作成するという新傾向の問題。試作問題とほぼ同形式の問題だった。


【英語(リスニング)】

前年同様に大問6題からなる構成で、全体の配点にも大きな変化はなかった。読み上げ回数は第1問・第2問が2回読み、第3問~第6問は1回読みであった。読み上げ語数は約1,590語で前年とほぼ同じだった。


第1問 いずれも1~2文の短い発話を聞き、発話内容に合った英文・イラストを選択する問題。Bは前年より1題増えて4題になった。

第2問 短い対話とそれについての問いを聞き、最も適切なイラストを選ぶ問題。前年より1題減って3題の出題だった。日本語で書かれている対話の場面がヒントになっている。

第3問 日常的な場面の短い対話を聞き、英文で書かれている最も適切な選択肢を答える問題だった。日本語で書かれた場面の情報を参考にする。第2問までとは異なり読み上げ回数が1回になる。

第4問 Aはやや長めの発話を聞き、ワークシートのグラフや図表の空所に正しい情報を当てはめ完成させる問題、Bは複数の発話を聞き、与えられた条件に最も合う内容を選択する問題であった。

第5問 講義を聞き、(1)講義の要点をまとめたワークシートの空所を埋める問題、(2)講義の内容とそれを要約した生徒の発言の内容が一致しているかを判断する問題、(3)図表および講義内容に関する会話の内容と一致する英文を選ぶ問題が出題された。

第6問 Aは「食事のとり方」についての2人の対話を聞き、話者の発話の要点を問う問題だった。Bは「鳥にえさを与えること」についての3人の長めの会話を聞き、A同様に話者の要点を問う問題に加え、複数の図表から選択する問題が出題された。

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