


目標に向けてスタートダッシュ!難関大現役合格者高2の3月のまでに志望校決定73.0%


4月を間近に控え、新しい目標を立てるのに最適な時期だ。将来を考え志望校を決定する、勉強や部活への取り組み方を改善するなど、今だからこそできることに全力で取り組んでほしい。今号では、難関大に現役合格した先輩たちが、いつまでに志望校を決定していたか、そして、どのような理由で志望校を決めたのかを紹介しよう。
難関大現役合格者は志望校をいつまでに決めていたのだろうか。資料1を見てほしい。
これによると、難関大現役合格者の73.0%が高2の3月までに志望校を決定していた。さらに見ていくと、高1の3月までに決めていたのは、43.4%と半数近い生徒が志望校を決めていた。志望校という明確な目標が決まると、その大学に向けたより具体的な対策ができるようになる。仮に志望校が明確に定められなくても、今の段階では目標は高く持ち、高みを目指して学習を始めていこう。4月までの1カ月間は、新年度のスタートに向けて将来のことを考える大切な時間として行動してほしい。
今年の共通テストの問題を解いてみただろうか。来年は、新課程で二年目となるため、昨年と比べ対策が立てやすくなる。引き続き共通テストは時間との勝負になるため、今から万全の準備をして、受験を迎えよう。
次に難関大現役合格者に志望校を決めた理由を聞いてみた(資料2)。その結果、「学べる内容・カリキュラム」が1位、「知名度」が2位、「キャンパス・学生の雰囲気」が3位と続いた。
難関大現役合格者の多くは、大学での学びを意識して志望校を選ぶ傾向にある。入学後に抱いていたイメージとマイナスのギャップが生まれないように、興味ある大学については、東進の『新大学受験案内』(東進ブックス)や全国の大学を動画で紹介している東進公式チャンネルYouTube「東進TV」を活用し、イメージを具体化することもおススメだ。
もし、「まだ大学で何を学びたいか具体的に決まっていない」という場合は、自分はいったい何に興味があるのか、夢に向けてどのようなことを学びたいかを考えるのと並行して、今から大学の情報を集め、まずは一歩を踏み出そう。