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今年の特徴は?大学入学共通テスト

今年の特徴は?大学入学共通テスト
今年の特徴は?大学入学共通テスト

新課程での共通テスト出題に変化は?

 2025年の大学入学共通テストの志願者数は495171人と、前年度の491914人から3257人の増加(前年比100・7%)し、7年ぶりに増加したものの、前年度入試に引き続き50万人割れとなった。増加の主な要因としては、現役生は18歳人口が一時的に増加したことが挙げられる。現役志願率(2025年3月に高校を卒業する見込み者のうち、共通テストに出願した者の割合)は45・5%と前年度から0・3ポイント増加し、過去最高となっている。

 新課程での共通テスト実施となったため、「数学」「地理歴史」「公民」で科目構成の見直しと「情報」が加わり6教科30科目から7教科21科目に再編された。

 試験時間にも変更があり(「国語」80分→90分、「数学②」60分→70分)、今年度に限り旧学習指導要領(以下、旧課程)での経過措置が取られたが、試験時間は新課程科目に準じられた。

 出題内容は教科・科目により差はあるものの、全体的には、2022年11月に大学入試センターから公表された資料に基づいた出題であった。前年度までの共通テストにおける「思考力・判断力・表現力」を問う出題傾向からの大きな変化はなかったが、身についた知識を活用し、提供された多くの「資料・表・グラフ・地図・写真・文章」を読み解き、必要な情報を抽出して最終的に適切な解答を導き出す力が求められるため、全教科ともに限られた時間の中でスピーディーに問題を解く必要がある。


英語(リーディング)は 昨年より約670語強減少 

 英語(リーディング) は大問数が2題増加して 8題に。試作問題とほぼ 同形式の問題が第4問と第8問で出題された。  

 総語数は前年度の6352語から5684語となり、共通テスト実施後、初めて減少した。 総語数が減ったとはいえ厳しい制限時間の中で高得点を獲得するためには、「英語力」と「解く力」の両輪が必要だ。「英語力」とは英文を正確に読むための基礎力となる、語彙力・文法力・パラフレーズを見抜く力。「解く力」とは英文や問題の種類に応じて的確に対処する力となる、問題を解く前に問題を見極める力・本文を読む前に読み方を決める力だ。

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