


高2生必見!「高2の6月からの自主的な模試受験」で入試本番で英語10.7点差!数学12.9点差!


共通テストでも、基礎力をしっかり固めた受験生が成果を収めていたことはP.1のデータで明らかになった。高2生・高1生にとって、受験を支える基礎力を鍛える夏は、受験生だけでなく、まさに受験の天王山ともいえる。夏を有効活用するためにも、6月に「いつまでに何を準備するのか?」を考え、行動しよう。
模試にチャレンジして目標を明確にしよう!
東進タイムズ編集部が実施した今年のアンケートでは、難関大現役合格者の約3人に2人が高2のうちから受験勉強を開始していた(4月号より)。そして、大学合格に欠かせないのが、模試の受験だ。
そこで今回は、学校以外に、自主的に模試の受験を開始した時期に注目して、その違いで入試本番の得点にどのような差が出たのか紹介しよう。資料1を見てほしい。このグラフは、東進の「共通テスト本番レベル模試」を高2の6月に初めて受験し、以降は定期的に受け続けた受験生と、高3の8月に初めて受験をした受験生の、共通テスト本番における得点を比較したものである。
これによると、高2の6月から模試を受けた受験生は高3の8月からの受験生よりも、英語では10.7点、数学では12.9点と、志望校判定がワンランク変わるほどの差が明確になった。
模試を受験勉強における柱として計画的に学習を進めることで、志望校合格がより近づいてくるだろう。
積極的な模試受験で学力を伸ばす
では、早期に模試を受験することには、どのような利点があるのだろうか。難関大現役合格者へのアンケートによると、最も多かったのが、「自分の実力を把握できた」で67.2%であった。続いて「志望校との距離を計ることができた」が53.1%、「自分の偏差値がわかった」が36.1%と続いた。
模試を受験しない理由は、未修分野があることや、実力に自信がないことなどそれぞれ理由があるだろう。しかし、模試を受験する意義は、今の自分の立ち位置(実力)を知り、把握した苦手分野を克服して学力を伸ばしていくことだ。東進模試を連続受験をすることでその間の学習成果を測ることができ、モチベーションアップにもつながる。
高2生はもちろん、難関大を目指す高1生も大学入学共通テストに対応した今月8日(日)の「全国統一高校生テスト」(無料招待)や「共通テスト本番レベル模試」(8/24(日))に積極的にチャレンジして、目標達成のための第一歩を踏み出そう!
<データについて>
<資料1> 対象は2024年度高3の東進生。全国平均は大学入試センター発表の英語、数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B・Cの平均点の合計。
<資料2>「2025年合格発表直後アンケート」より