


東進OBOGが振り返るココが成功・ココが反省
(2025.06.12)


過去問で生きる夏前の基礎固め
夏を迎える前の6月。受験勉強は夏が山場と言われるが、山場を作る準備は6月から。
難関大に現役合格した先輩たちは、この時期どのように勉強をしていたのだろうか。ぜひ合格体験記を参考に、行動に移してほしい。

インプット+過去問で伸びを実感
6月から7月にかけて共通テスト、夏休みは二次試験の過去問演習に取り組む予定でした。そのため知識の抜けが目立っていた世界史、なかでも二次試験で主に出題される近代史のインプットが急務の課題でした。
まず具体的に行った対策は一問一答の問題集と東進の講座の再受講です。また、一問一答に載っていない知識は動画サイトの聞き流しコンテンツを活用。夕食時に耳からインプットすることを日課にしました。
成果はすぐに表れたわけではありませんが、共通テストの過去問演習でアウトプットを繰り返し行ううちに、点数の伸びを実感できるようになりました。また、二次試験の過去問演習でも世界史の記述問題に苦労せずに済んだのは、夏前に基礎知識を修得できたことが大きかったと思います。
夏に手を打つべきだった高配点科目
一方で後悔していることは、高3の夏に理科基礎を疎かにしたことです。一橋大の社会学部は共通テストにおける理科基礎の配点が高いとわかっていながら他教科を優先してしまい、直前期に焦って取り組むことになってしまいました。
高1高2の頃に行った夏前の対策は?
高2までは世界史の通史の理解に力を入れていました。活用したのは教科書ですが、サラッと読むのではなく、「頭に入れて理解しよう」という気持ちで取り組みました。
また英単語の早期暗記もおススメです。早めに英語の基礎を固めたことは、私立大の長文問題や国公立大の記述対策にとても役立ちました。
