新時代のパスポート 世界を創る半導体・デジタル最前線 東京大学 日本の半導体産業 その次代を担う人材育成へ
(2025.07.30)
本記事は新時代のパスポート 世界を創る半導体・デジタル最前線 東京大学 チップづくりを実践的に学ぶAgile-X開発プラットフォームの続きの記事です。こちらも併せてご覧ください。
日本の半導体産業 その次代を担う人材育成へ
実はいま、日本の半導体産業はある種の危機的な状況にあります。かつて日本の半導体は世界最高であり、そのため1980年代には日米半導体摩擦が起こったほどです。ところが2000年代に入って日本の半導体産業は没落していき、結果的に企業における人材育成に力を入れず即戦力を求める風潮が高まっています。
その結果、最先端の半導体開発に携わる企業でも、若手人材の不足は深刻です。こうした状況を一刻も早く脱するためには、アカデミアが人材育成を先導しなければなりません。これがSPILITのような分野横断型プログラムが果たすべき役割です。
東京大学では半導体に関心のある人が、基礎を固めたうえで即戦力となるための実践的なプログラムを用意しています。なかでも力を入れているのが、設計教育です。設計とは常に何らかのリクエストが寄せられて初めてスタートするプロセスであり、アラカルト的な要素の強い領域です。もちろん体系立てた学びも重要ですが、実践的な学びも求められます。そのための場がAgile-X 開発プラットフォームです。












