新時代のパスポート 世界を創る半導体・デジタル最前線 東京大学 学びに欠かせない半導体ユーザーの視点
(2025.07.31)
本記事は新時代のパスポート 世界を創る半導体・デジタル最前線 東京大学 日本の半導体産業 その次代を担う人材育成への続きの記事です。こちらも併せてご覧ください。
学びに欠かせない半導体ユーザーの視点
半導体は、けっして大げさではなく、これからの社会を支える重要なインフラです。およそ電力が関わるものであれば、何にでも使われている万能デバイスです。だから半導体を学びたいと思うなら、まずユーザーとしての視線を大切にしてください。
たとえば手に持っているスマートフォンで、半導体がどのような役割を果たしているのか。あるいは生成AIを使っているときには、どこでどのような半導体が、どのように動いているのか。そしてユーザーとしては、どんな半導体があれば日々の暮らしなどが、より便利になるのか。少しでもいいので、日々想像してほしいのです。
半導体の設計から製造に至るプロセスも今後、AIの活用により簡便化されていくでしょう。だから基本的な知識さえしっかり持っていれば、ユーザー自らが必要な半導体を設計し、実際につくり出せようになるでしょう。たとえば普段はソフトウェア部門でプログラム開発に携わりながら、必要なときには望みどおりの半導体を自分でつくる。そんな未来が理想像です。
だからといって、進路を半導体に絞ってほしいなどというつもりはありません。ただ、世の中を支えている半導体の存在に気づき、少しでも興味を感じてもらえたなら、ぜひ本学での学びを視野に入れてほしい。必要なときに、必要な半導体を、タイミングよく提供できる。そんな人材育成を本学は目指しています。












