新時代のパスポート 世界を創る半導体・デジタル最前線 熊本大学① データサイエンスと半導体の未来を牽引する人材を、熊本で育てる

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Jリーグの選手データをAIが解析 戦力が一目で可視化できるように


 情報融合学環ではAIや数学、プログラミングといった基礎力を育みながら、データサイエンスを活用することで、文理の枠を超えて社会のさまざまな課題を解決する力を身につけることを目指しています。

 現在、学生たちが熱心に取り組んでいるのが、生成A I を用いたスポーツデータの可視化です。Jリーグの選手約1600名、1人あたり500項目もある選手データをAIに読み込ませ、独自にチャットボットを製作しました。そのシステム「◯◯選手のドリブル突破からのシュート能力を教えて」などと自然な言葉で問いかけると、瞬時にレーダーチャートを自動生成して回答を返してくれます。曖昧な問いかけでも、質問者の意図を読み取って、最適な答えを返してくれるように工夫しています。


あらゆる場でAIの活用が重要視される未来に活躍できる土台を作る


 この取り組みは、単にAIを使うだけでなく、実社会に応用できるようにGUI(画面設計)まで含めた「製品」としてまとめ上げる力を養うのが目的です。授業には企業のスポーツアナリストや技術者も参加し、学生の成果に対してフィードバックをもらっています。こうした実践的な学びを通じて、スポーツ分野に限らず、企業に蓄積されたビッグデータを読み解き、新たな知見を生み出す力を養います。その力は近い将来、モノづくりはもちろん、広告、製造、医療、金融など、あらゆる分野で卒業生が活躍する土台になると確信しています。

 学環の学生は2年次から「DS総合コース」と「DS半導体コース」に分かれますが、どちらのコースでも共通する基盤は、データサイエンスに関する深い理解と実践力です。1年次で数学とプログラミングの基礎を固め、2年次からは本格的に「DSゼミナール」などの演習型授業が始まります。

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