酒井　夏頃に日本史の過去問で年代の並び替え問題を解いたときに、ほぼ０点(笑)。知識不足に愕然として、年代の暗記に本腰を入れた。

黒木　私も日本史の文化史が弱点ということに気づいて、講座テキストや資料集で視覚的に覚えるようにした。もう一つは長文。文章のなかの重要な部分とそうでない部分の強弱が読み取れなくて、解説授業を活用した。解説授業では「ここはこういう文だから次はこういう内容が来るよね、だからここは軽く流して読んでもいいよ」といった読解テクニックを教えてもらったので、完全に真似しました。

樺澤　早稲田の文学部には、丸ごと文化史が出るような大問があるんだけど、夏に初めて解いてみたら全然解けなくて・・・・。それで文化史の講座を受講して、入試で問われる文化史を全部暗記したら完璧に解けるようになったのは嬉しかったな。それに、『過去問演習講座』の解説授業で、日本史の金谷先生が入試の観点から選択肢の除き方といった実用的なノウハウを教えてくれたのも得点アップにつながった。過去問の解説授業は本当に受けておいて良かった。

半澤　僕はどの科目も共通テストと二次私大では大きなギャップを感じた。特に数学はどうやって書けばいいのかすらわからなくて……。

賀前　で、どんな対策をしたの？ 

半澤　とにかく『志望校別単元ジャンル演習講座』で答案を作っては添削してもらって、あとは秋に答案練習講座で数学の長岡先生と志田先生の講座を受講して、自分でイチから答案を作る練習に時間を割いた。 

賀前　どこが弱いかはわかっても、なぜ弱いのかを知るのって難しいんだよね。その解決策になったのが知識面では『志望校別単元ジャンル演習講座』。記述面でいえば、記述は点として覚える暗記とは違って、前提、事象、結果の線で理解しないと何も書けないことがわかって、その対策として、論理的な展開に気をつけて教科書を読むようになったな。

石塚　共通テストの英語は、単語の暗記と時間配分。この２つの要素が大事で、細かな文法を聞かれることはあまりないよね。それが二次私大の試験になると、共通テストとは打って変わって英語の文法がすごく大事になる。そこに気づいたのは９月に『志望校別単元ジャンル演習講座』で指摘されたからなんだけど、そこからは徹底的に文法のインプット。『志望校別単元ジャンル演習講座』で解ける問題は全部解いたんじゃないかな。

賀前　もう一つ。自分は“解くのがヘタ”ということがわかった。解ける解けない以前に、時間配分や部分点の取り方といったテクニックをまったく持っていなかったんだよね。その対策として活用したのは解説授業、あとは答案添削による採点基準の把握。東進では記述答案の添削を３回まで提出できるから、記述力向上を狙う人には解き直して再提出すること強くおススメしたいな。