高2秋から自主的な模試の連続受験で合格可能性がアップ!高3春には31.8点差! 総合型・学校推薦型選抜 受験方式別学習時間調査
高2の10月、高校生活も折り返しを迎えている。高3になるまでの残り6カ月間をどう過ごすかで、目標とする志望校の合否が大きく変わってくる。
今回は、高2の秋から「全国統一高校生テスト」(共通テストレベル)を受験し、その後、東進模試を連続受験した生徒と、高3春に初めて「共通テスト本番レベル模試」を受験した生徒の得点差を分析した。
さらに、現在受験生の出願シーズンとなる総合型・学校推薦型選抜合格者の学習時間に関する分析をお届けする。
高2の秋から模試連続受験で半年で31.8点の得点差!
主要3教科の合計で比較すると、高2・11月から模試を連続受験したグループの得点は受験していないグループに対して、高3・4月時点で31.8点(600点満点の約5%)高かった。
早い段階で模試受験を経験し、課題を見つけ克服していくことがその後の得点の伸びにも影響を与えると考えられる。高2生はもちろん高1生も来る11月2日(日)実施の「全国統一高校生テスト」にチャレンジしてほしい。
入試の選択肢を広げる高1・高2の学習時間
一般選抜と総合型・学校推薦型選抜で合格した生徒の平日の一日の学習時間(学校以外)を調査した。受験形式によってどのような違いがあるのか見てみよう。
旧七帝大、早慶、上理明青立法中と三つの大学グループで、高1・高2では、総合型・学校推薦型選抜の合格者の学習時間が一般選抜合格者よりも多い傾向となった。また、早慶合格者の学習時間差が最も小さく、どのような受験形式でも一定の学習時間が必要だということがわかる。
高1からコツコツ学習に取り組めば、入試形式が多様化する中で、合格を掴み取るチャンスは広がるだろう。総合型・学校推薦型選抜を考えている場合は、高1・高2の今が大切だ。その自覚を持って学習を進めよう。









