第６回　東北大学 

　半導体がなければ、何も動かない――身の回りの電化製品をはじめとして、さまざまなインフラなどまさに現代社会を支えているのが半導体です。その半導体教育を万全の体制でサポートし、設計から製作、測定そして評価分析までを一気通貫で学べる。東北大学では、日本初の国際卓越研究大学ならではの先端的な学びと研究が行われています。

生成ＡＩの「次」　　未来創造にチャレンジ

　世の中にこれまでなかったものを新たに創り出す。そのときに忘れないでほしいのが、製品は１００点満点以外は認められないという現実です。たとえば８割ぐらいは動くけれど、ときどき動かなくなるスマートフォンなど誰も使わないでしょう。モノづくりにおいては、何ごとも完璧を目指す姿勢が求められます。

　そのうえで高校生の皆さんには、10年後の未来図を想像してほしいのです。大学を卒業して社会に出ていく頃には、おそらく生成ＡＩではなく、次の新しい何かが求められているはずです。ぜひ未来創造にチャレンジしてください。そのためにはいつも理想の未来像を思い描き、現実とのギャップを埋める発想力が必要です。

　そんなチャレンジャーにとって理想的な環境が東北大学にはあります。最先端の研究設備が揃い、緑にも恵まれたキャンパスで、次の社会を便利にする研究に没頭してください。