合格した先輩に学ぶ志望校対策の秘訣 堀内なつさん
(2025.10.17)

過去問から導いた二つの課題が糸口に
15年分の過去問演習では20点台(/60点満点)を推移。得意な英語や国語とは対照的に志望校対 策でネックになっていたのが世界史でした。課題は二つありました。一つは試験範囲が未完成であ ること。二つ目は「書き方のコツ」を理解できていないことでした。そこで10月からはインプットとアウトプットの同時進行で対策を始めました。解答の「設計図」化で苦手な記述を克服
インプットには教科書と資料集を活用。教科書を何度も読み返し、テーマごとの細かい知識は資料集で補強しました。アウトプットには荒巻先生の講座を活用。問われている内容が“縦軸の歴史(時代の流れ)か横軸の歴史(特定地域の歴史)か”を見極めて「設計図」に落とし込むテクニックを学び、必要な要素を整理してから解答にあたるようになったことで、解答の質が飛躍的に向上しました。また「設計図」を作成することで、模範解答と見比べたときに抜け落ちていた知識が可視化され、効率的な復習にもつながりました。得点も秋には30点台、本番では自己最高の40点を記録。課題だった世界史でこの方法を導入したことが、志望校合格へのターニングポイントになりました。
・部活と両立して勉強する習慣と体力が受験勉強を乗り切る原動力になる
・受験期の自信と精神的支えとなる得意科目を早期に一つでも作っておく
・ 志望校を固める前に十分なリサーチをして納得のいく大学・学部選びを










