全国統一高校生テスト 全国統一高校生テスト

東進独自分析 大学入学共通テスト①

東進独自分析 大学入学共通テスト①
東進独自分析 大学入学共通テスト①

全教科ともに限られた時間の中でスピーディーに問題を解く力と、読解力が必須!


1992年以来の志願者50万人割れ

 四年目となった大学入学共通テストの志願者数は491,914人と、前年の512,581人から、667人の減少(前年比96.0%)となった。減少の主な要因としては、18歳人口の大幅な減少と、学校推薦型選抜や総合型選抜を受験する生徒が増えたこと、さらには既卒生の減少(3,442人減の、220人、前年比95.2%)が挙げられる。

 現役志願率(現役生全体のうち共通テストに出願した者の割合)は45.2%と2023年度から0.1ポイント増加し、過去最高となっている。参加大学・短大数は過去最多となった前年度より6大学減少し、864大学であった。

 教科・科目により差はあるが、全体的には、大学入試センターから公表された「問題作成方針」中の「問題作成の基本的な考え方」に基づいた、「思考力・判断力・表現力」を問う出題が定着してきたと言える。また、時事問題が取り上げられていたり、高校生による「探究」を想定した設定も出題の中に見られた。

 共通テストでは、身についた知識を活用し、提供された多くの「資料・表・グラフ・地図・写真・文章」を読み解き、必要な情報を抽出して最終的に適切な解答を導き出す力が求められる。全教科ともに限られた時間の中でスピーディーに問題を解く力と読解力が問われることになる。


英語(リーディング)平均点前年よりもダウン

 難易度が大きく変化していた過去三回の共通テストと比較すると、出題形式が落ち着いてきたと言える。「生物」は直近二年連続で過去最低点となり、前年度は得点調整となったが、知識を問う問題が増加し、実験考察問題が減少したため、平均点は上がった。

 一方、最も受験者数が多い「英語(リーディング)」の平均点は51.54点で、共通テストが実施されてから最も低かった前年度からさらに2.27点下がった。試験全体の総語数が前年度より300語ほど増加し、約6,300語となったことで、時間が足りないと感じた受験生も多かったのではないだろうか。



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