2024大学入学共通テスト最前線② 英語 リスニング
本記事は2024大学入学共通テスト最前線① 英語 総合分析・リーディングの続きの内容です。こちらも併せてご覧ください。
【リスニング】
音声再生前の準備が大切!
クルーワーズに関する音声は絶対に聞き逃さない
第5問は1回だけ音声が流れますが、その前に状況やワークシート、問い、および図表を読む時間が与えられています。つまり準備をする時間があります。この準備が非常に大切になってきます。
この準備としてまず絶対にワークシートには目を通しましょう。ですが、 ただ読むだけではだめです。では何を意識すればいいのでしょうか。ワークシートの黒丸のところにGlass does NOT…とあり、続くrelease dangerous chemicals に私は線を引きます。なぜならこれがクルーワーズ(解答の根拠を絞り込む手がかり)だからです。
どういうことかというとGlass does NOT に続くクルーワーズが聞こえたらグッと集中して次を絶対に聞き逃さない。なぜなら空欄「27」が迫っているからです。今回の問題は、ⒶGlass does notrelease any dangerouschemicals の部分が集中するポイントです。
解答根拠を聞き逃さない
リスニングは試験時間30分です。その30分間ずっと極限の集中力で臨むのは難しいと思います。とにかく解答の根拠は聞き逃さないことが重要です。解答根拠は読み上げ文Ⓑのbacteria cannotpass through itです。この部分をパラフレーズした選択肢が答えとなり、解答は④ですね。cannotがNOT permitにpassがgoにパラフレーズされています。パラフレーズされた選択肢を選んで解答を出すというリーディングと同じ考え方です。クルーワーズを取って、集中して聞くべき場所を絞り込み最後にパラフレーズされた選択肢を選ぶと言う解き方です。
音声のなかで聞き取れない単語が会ったらそもそもの、単語を知っていたか、また正しく発音できるかもチェックしましょう。