
慶應義塾大学
2025年度以降の「文学部一般選抜」における外国語選択科目の一部変更について

慶應義塾大学文学部は、今般、本学部が求める学生像にふさわしい学生を選抜するのに適切な形での新たな試験形式(外国語の選択科目へ「英語(外部試験利用)」)を新設することを発表した。
慶應義塾大学文学部は、これまでディプロマ・ポリシーおよびカリキュラム・ポリシーに定める教育理念と教育内容を念頭にアドミッション・ポリシーを定め、これを具体的に実現する形で入学試験を行ってきた。特に、「文(ことば)にかかわる広大な領域」(ディプロマ・ポリシー)を対象とする本学部では、「着実な言語運用能力」(カリキュラム・ポリシー)を培うべく、「諸文献を読み込み、理解するための基礎となる語学力」(アドミッション・ポリシー)が求められる。

したがって、一般選抜の外国語(英語)の場合、読む、書く、聴く、話すといった英語の基本的な技能の到達度はもとより、学習指導要領に基づく高等学校での学習内容、そして本学部が定める上記のポリシーにおいて特に強調されている、さまざまな学問分野に通底するアカデミックな外国語情報処理能力の適性を判断するものとして、一般選抜の試験では、いわゆる超長文を素材とする英語の各種技能に関する出題を行ってきた。従来のこうした超長文を素材として英語の各技能に関する出題を行う入学試験の形式は今後も維持するものとする。
※本学部での十分な検討を経て一般選抜に導入する外国語の新たな選択科目「英語(外部試験 利用)」は、難易度において従来型の出題形式をとる「英語(独自試験)」との差異はありません。
※本記事の内容は掲載日時点の情報です。詳しい情報は大学公式HPから確認してください。
■参考ページ
https://www.keio.ac.jp/ja/admissions/docs/general2025_flet_language.pdf
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