東京大学
植物の交雑防ぐ重要遺伝子を発見
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東京大学が、植物の交雑防ぐ重要遺伝子を発見。
東京大学の藤井壮太准教授らは、植物が異なる種との交雑を防ぐ遺伝子「SPRI2」を発見しました。この遺伝子を無効にすることで、異なる種の植物を交配させて新しい作物品種を生み出す可能性があります。
実験ではシロイヌナズナを用い、異種の花粉を排除する仕組みを解明しました。
SPRI2は約600個の遺伝子の働きを調節し、特に細胞壁に関連する遺伝子が多いことが分かりました。
この発見は異なる種の植物の交雑を制御する重要な役割を果たすことを示唆しています。
SPRI2の発見は、育種における異なる種間交配の可能性を開く重要な一歩であると藤井准教授は述べています。
※本記事の内容は掲載日時点の情報です。詳しい情報は大学公式HPから確認してください。
■参考ページ
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC0692Q0W3A001C2000000/
■東京大学
https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/index.html
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