京都大学理学部
第3回女子高生のための京都大学理学部案内開催
京都大学理学部は、「第3回女子高生のための京都大学理学部案内」を2024年2月18日(日)に開催する。数学や科学に興味がある女子高校生を対象に、理学部の最先端の研究に触れながら理学部の先輩とたくさん話し、京都大学理学部入学後の大学生活について知ることができる。
詳細は以下の通り。
日時
2024年2月18日(日) 9:30~13:00
開催地
吉田キャンパス
理学研究科セミナーハウス
定員
50名(先着順)
参加費
無料
講演紹介
「プログラミングを支える数学」室屋晃子
プログラミングにおいてコンピュータは、プログラムを実行して計算結果を求める役割を持ちます。その役割を数学を使って理解することで、プログラムに関する様々な質問に数学の言葉で答えることができることを紹介します。
「透過型電子顕微鏡で何が観えるのか?」岩清水千咲
21世紀の電子顕微鏡は、原子一つを直接観察できるまで進化しました。位置情報の次のステップは、ナノレベルの物理的性質、すなわち量子物性の解明です。本当に電顕でこれらを観られるか、本質を問い続けた基礎研究についてお話します。
「分野横断研究の楽しみ」中川由佳
私は中学生の時に元素周期表に出会ってから化学が大好きになり、研究者を志しました。化学の周辺分野である生物(生体高分子)・物理(分光)の研究にも携わってきた経験から、分野横断研究の面白さと難しさを紹介します。
「南極を歩こう」 東野文子
岩石は過去の地質イベントを記録したタイムカプセルですが、一体何をどのように記録しているのでしょう?南極観測隊に参加した際の野外調査の様子とともに、地球内部で起きている物理化学現象に関する研究の最先端を紹介します。
「骨にみる、産む・産まれるための戦略」 川田美風
哺乳類にとって出産は、種の存続・進化のため避けては通れないもの。しかし、ヒトを含め霊長類のいくつかの種では、この出産が母子双方にとって命懸けのものなのです。出産をクリアするための不思議なカタチの対応関係を紹介します。
※本記事の内容は掲載日時点の情報です。詳しい情報は大学公式HPから確認してください。
■参考ページ
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/event/2024-01-09-1
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